箱根寄木細工
箱根寄木細工は、江戸時代後期に
箱根と小田原の中間に位置する「畑宿」にて始まったとされています
明治時代になると、さらに複雑な模様が作られていき、
昭和59年には、その優れた技術が認められ、国の伝統的工芸品に指定されました
200年以上もの長い年月をかけて発展してきた箱根寄木細工の技術は、
今もなお、箱根と小田原のみで継承されています
主に使われる樹種
国内外から取り寄せた発色の良い天然木を使用しています
二種類の手法 ムクとズク
寄木細工には「ズク」と「ムク」という二種類の手法があります
木片を組み合わせてできたブロックを種板といいます
[ ズク ] 種板を薄く削り、板に貼りつけます
[ ムク ] 種板をろくろを使って削り出します